管理 咲く 

実務経験なし 57歳初受験で管理栄養士国家試験に合格しました

2016年02月

◆インピーダンス法

若者に「ヘルスメーター」と言うと、何?それ。という反応が返ってきた。
最近は体重測定には、体組成計を使うらしい。上に乗るだけで体脂肪を測れるのは不思議なことだ。

生体インピーダンス法
(BIA: bioelectrical impedance analysis)とは
体に弱い電流を流し、電気抵抗値(生体インピーダンス)を測定し、体脂肪率などの体組成を推定する方法です。
脂肪はほとんど電気を流さないけれど、筋肉などは電気を流しやすいという特性を利用したものです。

計測に関する国試問題です。全て正しい答えにしてあります。

<問>身体の栄養状態を調べる方法に関する記述である。正しいのはどれか。

1)DEXA(dual energy X-ray absorptiometry)は、骨塩量や体内脂肪を測定する。

2)BIA(bioelectrical impedance analysis)は、体脂肪率を測定する。

3)BUN(blood urea nitrogen)は、腎機能の検査に用いられる。

4)CT(computed tomography)は、体脂肪の分布状態を調べる。

5)MRI(magnetic resonance imaging)は、体内の臓器や血管などの画像を撮影する。

IMG_0439

うちの体組成計は旧くて設定が面倒、体重しか測ってません。

◆管理栄養士のお仕事

特定健診の表s
自分の時間が持てるようになり仕事を再開しました。
特定保健指導の仕事は訪問があってちょっときついので、家でできることを探してみました。
ネットを丹念に見ていくと、(要)管理栄養士資格のものがいくつか見つかり、まず情報を収集するという仕事を試しました。が、老眼の目にはつらい作業でした。
その後条件に合いそうな仕事に出会い、試験を受けて契約。生活習慣を見直し、健康をサポートするという仕事です。
勉強したことを忘れないよう、また新しい情報を得るためには役に立ちそうです。報酬は…残念ながら少ないですが。

◆国試問題/環境保全に関する条約

国試では次のような出題がされています。

<問題>環境保全に関する条約等と内容に関する組み合わせである。正しいのはどれか。
※全て正しく組み合わせてあります

(1)ラムサール条約→湿地保護

(2)ワシントン条約→野生動植物国際取引規制

(3)モントリオール議定書→オゾン層破壊物質規制

(4)バーゼル条約→有害廃棄物の越境移動と処分

(5)京都議定書→地球温暖化対策

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京都議定書は、1997年に京都で開催されたCOP3で採択されました。
これは、先進国に温室効果ガスの削減を義務づけたものでした。
取り組み期間は2020年までですが、当時最大の CO2排出国であったアメリカが、議定書から離脱してしまいました。
また、中国など新興国の CO2排出量が急増したため、2020年以降の新しい温暖化対策が期待されています。
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